金沢の「21世紀美術館」で開催されていた「中村佑介展」に行ってきました!
中村佑介さんは「ASIAN KUNG-FU GENERATION」を始めとしたアーティストのCDジャケットや「謎解きはディナーの後で」の表紙などを描いているイラストレーター。
ぼくの好きな小説の表紙を描いていることが多く、関心を持っていた人です。
2021年5月に金沢に行った際にちょうど開催されていて「これは見ないと!」という気持ちになり、最終日に滑り込み。
この記事では、中村佑介展の様子をレポートします。
中村佑介展の様子

▲中村佑介展は、5月29日までの開催。
ぼくはライターの仕事を終え、なんとか滑り込みで最終日に来ました。
アーティストのCDジャケット


▲アジカンのCDジャケットに使われたイラスト2枚。
隣りには、合わせて下書きも出されている。

▲知らなかったですが、アジカンにこんなにいっぱい書いてるんですね。


▲こういうふうに制作過程が見えるのは面白い。

▲制作過程を知ってみると、完成形をより興味を持って見れる。

▲壁一面に横長で書かれたイラスト。
iPhone11以降の超広角カメラがこんなに欲しかったことはない 笑
▲さだまさしのCDジャケットも描いているよう。
執筆秘話とかなり細かい制作過程が解説されていて楽しい。

▲何のイラストか分からないけど、いいイラストだと思って撮った 笑

▲ぼくの大好きなスピッツのアルバム「三日月ロック」にもイラストを描いていました。
いやぁ、見れてよかった。
「謎解きはディナーの後で」「夜は短し歩けよ乙女」など小説系のイラスト


▲ベストセラー小説「謎解きはディナーの後で」のイラスト。
中村佑介を知らずとも、これなら見たことのある人も多いのでは?

▲イラストに関する細かい秘密も紹介されていました。
横顔の絵が左を向いているのは、日本の漫画や小説は過去(右)から未来(左)に進んでいくことに倣っています。
つまり、過去を振り返らず未来を見つめたいという思いが込められているのだとか。
1番見たかった森見登美彦作品のイラスト

▲「夜は短し歩けよ乙女」を始めとした、森見登美彦さんの小説関連のイラスト。
ぼくは森見登美彦さんの小説が大好きなので、今回1番見たかったものです。


▲好きな作品のイラストの制作過程が見れてうれしい。

▲「新釈走れメロス」と「四畳半タイムマシンブルース」の表紙イラスト。
好きなものは何度見てもいい!笑
一風変わったイラスト

▲なんと…音楽の教科書にもイラストを描いている模様。
どうしてぼくの学生時代じゃなかったんだ!

▲ここまで見てきたイラストの中では劇画調というか、違う印象を受ける。

▲キャベツのスケッチ。
やはりいいイラストを描く人は、こういう絵を描かせてもうまいんですね。

▲ぼくは古い街並みや和の雰囲気が好きなので、このイラストもかなり好き。

▲ドラえもんとコラボしたイラストも。
よく見ると、ドラえもんの下にネズミいてヤバイ 笑

▲イラストのコンセプトとか、外に本家のキャラが立ってるのもワロタ←
中村佑介展のための書き下ろしイラスト

▲中村佑介展のポスターにもなっていたイラスト。
日本列島を形取った「ぽん」という犬?と女学生の構図が面白い。

▲うまくいえんけど…何だかワクワクして好き!←

▲ 桃太郎的な構図でしょうか?ライオンが犬ならそうも見える。
芸術に関しては感覚だけで見ているもので、こういうことしかいえない…

▲制作過程をイラストにした感じが面白い!
イラスト以外の楽しみも

▲写真撮影ができるスポットがありました。
しかし悲しいかな、ぼくは1人だったので撮れない…

▲出口の前には売店があり、こういった商品も購入可能。
うむ。久しぶりに聞いたな…「くびったけ」
ぼくはTシャツが欲しかったですが売り切れていたので、クリアファイルを買いました。
まとめ
好きな作品のイラストの制作背景まで見れて、楽しい時間でした!始めて見るイラストが多かったので、そういう面でも興味深かったです。
思えば初めて中村佑介さんのイラストを見てから、ずいぶん長い年月がたっています。つまりそれだけ長く一線で活躍し続けているということ。
ぼくもフリーランスとしてそんな存在でいたいものだなと、気分も新たにした時間でした。