「ワクチンの副作用ってどんなもの?」
「ワクチンを打って死ぬことがあるって本当?」
「20代だけどワクチンを打ったほうがいい?」
このような疑問を抱えていないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ワクチン接種が高齢者以外にも始まっています。
ワクチン接種はコロナ収束につながると考えられており、効果に期待している人も多いかと思います。
しかしその一方コロナワクチンには接種後の副作用が多く見られ、中にはワクチン接種後に死亡した人も。
こういった事例を聞くと、ワクチン接種をするべきか迷ってしまいますよね。
ぼくもワクチンの副作用に不安を感じたため、以下の本を読んでみました。
ワクチンについてはもちろんのこと、コロナ自体についても知らなかったことが多く書かれていて非常に興味深く読めました。
この記事では、本の内容をもとに以下のことを解説します。
- 有効性95%の秘密
- コロナワクチンによる死亡の実態
- 結局ワクチンを打ったほうがいい?
あくまで接種を判断する材料のひとつとして、一読いただければと思います。
コロナワクチンの「有効性95%」が怪しい3つの理由

コロナワクチンは、最終試験は4万3,661人をプラセボ(生理食塩水)とコロナワクチンのグループに半数ずつ分けて行われました。
その中でコロナを発症したのがプラセボ162人、ワクチン8人。発症を減らせた割合から、有効率は95%とされています。
一見効果が大きいように思えますが、この95%という数字にはいくつか怪しい部分があります。
- 観察期間が短い(平均2ヵ月)
- 高齢者や基礎疾患者を除外して試験を行っていた
- 最終解析から除外された被験者がいる
順番に見ていきましょう。
1. 観察期間が短い(平均2ヵ月)
コロナワクチンは、被験者の観察期間が長くて4ヵ月(平均2ヵ月)と短期間です。
「効果があるのは事実」と思うかもしれませんが、接種直後は必ず抗体が出来るので予防効果があるのは当然のこと。将来的にも95%の効果があるかは不明です。
なおアメリカのファイザー社は、新型コロナワクチンについて「1年以内に3回目が必要」「半年は91.3%効果がある」と発表しています。
参照:ファイザーワクチン 2回目接種から半年後までの有効性は91.3%
もしかしたらワクチンが半年程度しか効果が持たないのかもしれませんし、すぐに3回目接種が出来るとも限りません。
ただ海外ではワクチンの接種後に死亡者が激減していますし、日本でも高齢者の重症・死亡者は減少しています。
このことから考えると、長期的な効果は不明ですが一定の予防効果はあるといえます。
2. 高齢者や基礎疾患者を除外して試験を行っていた
コロナワクチンは「健康な人」を試験対象としていました。重症リスクが高い高齢者や、基礎疾患(肥満や糖尿病、腎機能疾患など)がある人は除外されていたのです。
高齢者に関しては85歳以上が上限でしたし、75〜85歳は全体の4%。これでは高齢者や基礎疾患者への予防効果や、副作用の有無が判断できません。
本来重症リスクの高い高齢者や基礎疾患者へのワクチン効果は、確認しておくべきものです。
それを行わなかったのは、高齢者や基礎疾患者に接種すると都合の悪い結果が出て、有効率が下がるからかもしれません。
3. 最終解析から除外された被験者がいる
ファイザーがFDA(米国食品医薬品局)からワクチンを緊急承認してもらうために提出した文書の中に、以下のような記述があります。
「2度の接種後、プラセボ群では61人を、ワクチン群では311人を、最終解析から除外した」
コロナワクチンの有効率95%には、計算に含まれていない被験者が存在するのです。
しかも文書には、除外された理由が明らかにされていない。この250人という数は、プラセボ群でコロナ症状を発症した数(162人)を上回ります。
つまり、事後にデータを操作して、ワクチン群に生じたコロナ発症ケースを隠してしまった可能性があるわけです。
本に書かれているように理由を明かさないのが怪しいですし、95%の有効率は「都合の良いように改ざんした数値なのでは?」という疑念が湧いてきます。
製薬会社や専門家は有効率95%を強く主張していますが、それ自体が少々疑わしいです。
ワクチンの副作用としか思えない死亡例がある

厚労省や政府は「ワクチンが原因の死亡例はない」と主張しています。
しかしその主張とは裏腹に、ワクチンが原因としか思えない死亡例は発生しています。
日本においてもワクチン接種後の死亡例があり、医療機関から厚労省に報告されたものがあります。
医療機関が厚労省に報告するのは、ワクチンによる副作用死だと確信しているものだけです。
「他に死亡する理由がない」「摂取した当日に容体が急変し亡くなった」といった、本来あり得ないことが起きているものです。
厚労省に報告された死亡例はデータとして残るので無視できず、厚労省内に設置された専門家から構成される「審議会」で議論されます。
ただどの報告も最終的には「情報不足で因果関係が判断できない」とされ、副作用による死亡とは認められません。
また、米国では2020年12月〜2021年5月3日の間に、2億4,500万回のワクチン接種が行われました。
その中でワクチン接種後に死亡した報告が4,178件ですが、ワクチンとの因果関係が確認されたものは1件もありません。
4,000件以上あって、ひとつも関連していないとは少々考えにくいですよね。
実際にはもっと多くの人が、コロナワクチンの副作用で死亡している可能性があるのです。
ワクチンの副作用が疑われる死亡例が急増

厚労省が発表したデータによると、2021年2月から7月25日までの間に9,965万1,092人がワクチンを接種しました。
その中で医療機関が副作用死の疑いがあるとして報告しているのは、2021年8月6日時点でファイザー・モデルナ合わせて670人です。
参照:予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について
2021年6月9日時点で、コロナワクチンによる副作用死が疑われていたのは196人でした
つまりわずか2ヵ月あまりで474人と、約3.4倍も増えているのです。
2021年8月6日時点では、まだ日本国民の50%も打っていません。1回目接種ですら45.7%ですし、接種は高齢者が中心です。
単純に数を2倍にして全国民が打ったとすると、半年未満で1,340人が亡くなったペースです。
ただ全体の接種数と比較するとごく稀な例ですし、そもそも市販の医薬品でも接種後の死亡者は存在します。
ワクチンでの死亡の可能性はありますが、これをどう捉えるかは個人の判断が分かれるでしょう。
ワクチンの副作用はサイトカインストーム(免疫暴走)が原因

コロナワクチンの副作用は「サイトカインストーム(免疫暴走)」が原因と考えられています。
免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質のことを「サイトカイン」といい、体の機能を調整する役割を持っています。
風邪やインフルエンザになると発熱や関節痛が出ますが、これはウイルスが原因ではなく、サイトカインが分泌され「体温中枢」に働きかけているのが原因です。
しかし何らかの原因でサイトカインが過剰分泌されると「サイトカインストーム(免疫暴走)が発生。
その結果血液の凝固異常が起き、血栓形成・心筋梗塞・肺塞栓・脳梗塞・下肢動脈塞栓につながる恐れがあります。
新型コロナによる重症も、ウイルスが原因ではなくサイトカインストームが原因と考えられています。
参照:新型コロナウイルス感染とサイトカインストームと血栓症の関係について
【死亡リスクあり】「解熱剤」はサイトカインストームを起こす?

コロナの発症やワクチン接種後の発熱時に、解熱剤を飲んだ人もいるのではないでしょうか。
事実2回目接種で発熱した人には「解熱剤は必須」とSNSに書き込んでいるのを多く見かけます。
熱が高いと不安になるかと思いますが、解熱剤は絶対に飲んではいけません!なぜなら解熱剤を飲むと、免疫暴走が起きる可能性があるからです。
解熱剤を飲むことで無理やり体温を下げると、免疫システムが低下し、ウイルスが増殖してしまいます。
そして解熱剤の効果が切れた後、さらに増加したウイルスに体が驚き、免疫細胞がサイトカインを過剰に分泌します。
その結果サイトカインストームを起こし、血栓形成や心筋梗塞などにつながる可能性があるのです。
ちなみにインフルエンザによる若者の死亡例や過去のスペイン風邪の大量死は、解熱剤の投与が原因とされています。
ただこの事実はほとんど一般には知られていません。その理由は、以下のように分析されています。
スペイン風邪の大量死亡は解熱剤が原因だった、「薬害」だったと知られると、一般の方々は「そうだったのか」となるし、他方で、クスリへの警戒心が高まるからでしょう。
風邪だろうなと思っても「念のため」医療機関を受診して検査を受け、インフルエンザとわかると、処方されたクスリを従順に飲む。また毎年のようにワクチン接種を受けてもくれます。
ウイルス学者にとっても、スペイン風邪が薬害だとなると研究費を減らされかねません。
そのため、ウイルス学者は「解熱剤原因説」に言及しないということです。
説があっているかは不明ですが、普通に考えてもウイルスを死滅させるための発熱を無理やり下げるのは、効果的とは思えません。
コロナ発症やワクチン接種の副作用で発熱しても、解熱剤を飲むのはやめた方がいいでしょう。
新型コロナワクチンによって「ワクチン禍」が再来する?

これはインフルエンザワクチンの話ではありますが、過去に「ワクチン禍」と呼ばれる社会問題が起きたことがありました。
1976年、法律によって児童へのインフルエンザワクチンの接種が義務化されました。しかしその後、接種した子どもの死亡や脳障害が多発し訴訟が相次いだのです。
インフルエンザワクチンの副作用で子どもの死亡や脳障害が多発し訴訟が相次いで「ワクチン禍」と呼ばれる状態になったことがあるなんて知らなかった。
結局国が敗訴し、ワクチンの製造方法も変更。
専門家いわく「水のようなワクチン」になっているのだとか。(続く)https://t.co/bOk8vDmoer— 倉嘉リュウ💻 (@ryu4690) August 8, 2021
本の中では「コロナワクチンでも同じことが起きるのではないか」という懸念がされていました。
今後子どもへの接種が始まるとどうなるのか?は不安材料のひとつです。
若者はワクチンを打つリスクが大きい

「結局ワクチンは打ったほうがいいの?」ということですが、本の中では20代の若者はワクチンを打たないほうがいいと書かれていました。
20代はコロナで死ぬ確率より、ワクチンの副作用で死ぬ確率の方が高いためです。
2021年5月14日時点では、医療従事者の中で1回でも接種を受けたのは350万人。20代だと、約50万人前後が受けたと見られます。その中で、3人が副作用と見られる形で亡くなっています。
このペースでは20代全員(約1,200万人)が接種すると、72人が死ぬ計算です。
一方2021年5月14日時点でのコロナの死者は、全国で3〜4人。1年でこの人数なので、半年足らずで3人が亡くなっているワクチンのほうが死亡率は高いです。
また、亡くなった看護師の中には、コロナワクチンの接種を嫌がっていた人もいます。
しかし勤務する病院が過去にクラスターを発生しており、2度と同じことを起こせない状態で、ワクチンを受けざるを得ない同調圧力から接種したのだといいます。
コロナで亡くなる可能性が低い若い方々が、ワクチンで死ぬのは不条理です。
不条理なことが生じないようにするには、「他人のために死亡するリスクを冒さなくていい」と言わねばなりません。
同調圧力によってワクチンを打ち、その結果亡くなるのは理解できません。
自分の意思で打つと決めるならいいですが「周りが打つから」という理由で接種しようとしているなら、再度よく考えるべきです。
まとめ

今回の内容はコロナワクチンに関する否定的なものでしたが、ぼくは「ワクチンを打つな」と言いたいわけではないです。
ワクチンにはいい面も悪い面もあるので、それぞれをよく比較し自分で考えて決めることが大事だと思っています。
- 周りがみんな打っているから打つ
- マコなり社長が打とうと言うから打つ
- ホリエモンが打てと言うから打たない←
ワクチンの接種を、他人に流されて決めるのは避けるべきです。
ぼく自身も本の内容だけで決めるつもりはありません。本の内容を含めて自分なりに調べて、打つ・打たないを判断しようと思います。